当番世話人挨拶
第14回ペースメーカーフォローアップ研究会の当番世話人を拝命しました倉敷中央病院の高橋勝行です。今回は、当研究会初の岡山開催となります。開催日は7月12日(土)で、暑さの厳しくなってくる時期ではありますが、岡山に集結し熱いディスカッションをお願い致します。
植込みデバイスは、ここ数年で大きく進歩し、さらに進歩しようとしています。本来の目的である治療という側面だけでなく診断という側面においても大きく進歩してきています。植込みデバイスに記録される患者さんの情報は膨大に増え肥大化するとともに、植込みデバイスから得られる情報の診断としての重要性も高まっています。多くの情報を読み解き解析することで、『ここまでわかるのだな。』と思う反面、多くの情報から正しく有益な情報を的確に臨床に届ける責任の重さも同時に感じています。今回の研究会では、岡山の特色を出しMOMOTAROセッションとしていくつか企画をしました。MOMOTARO教育講演では、胸郭インピーダンスと心不全をテーマに全国で活躍されている岡山の先生に講演を依頼しています。また、MOMOTAROワークショップでは、『遠隔モニタリングデータ あなたならどうする?』と題し岡山大学の竹中祐樹氏から、日々感じている疑問など多くの方が共有できるアドバイスをしていただけると思います。 また、日本医科大学多摩永山病院 臨床教授の井川修先生とUSCIホールディングス(株)CRDMビジネスユニットテクニカルフェローの豊島健先生には、お忙しい中、私たち研究会のために講演をお願いしています。他にも基礎講演などを用意し、多くの方々に喜んでいただけるように配慮しています。岡山の元気を感じて頂ける1日であり、多くの事を学んで頂けるとことを確信しています。
ペースメーカーフォローアップ研究会が今回参加してくださった方々の『my研究会』に登録され次回、次々回と参加して頂く事ができれば当番世話人として、これに勝る喜びはありません。これから、植込デバイスの業務を始める方からアドバンスな方まで多くの方々に第14回ペースメーカーフォローアップ研究会に参加頂き末永きお付き合いができますよう心よりお待ちしています。
第14回ペースメーカーフォローアップ研究会当番世話人
高橋 勝行 (倉敷中央病院 臨床検査科)