平成30年度 第18回日本心臓植込みデバイスフォローアップ研究会
当番世話人挨拶
この度、第18回日本心臓植込みデバイスフォローアップ研究会(18th JSCIEDs)の当番世話人を務めさせて頂くことになった昭和伊南総合病院の熊谷と申します。
18th JSCIEDsは2018年6月23日(土)~24日(日)の2日間、東京ビックサイト(東京都江東区)で開催させていただくことになりました。
東京での開催は初めてであり、その記念すべき研究会の当番世話人を仰せつかったことは大変光栄なことだと感謝いたしております。
今回の研究会では、ワークショップとして人気企画であります「設定変更考察」に加え、新たに「デバイス業務コールセンター ~JSCIEDsエキスパートが答えます~」を企画しました。このワークショップでは、事前に日常診療上で起こりうる日々の疑問やとトラブルを事前に募集し、経験豊富なコメンテーターが疑問に答えるセッションです。日常業務の中で感じている、疑問を解消し考え方や業務内容の妥当性を確認することが目的です。
また、「蔵出し機能紹介 CIEDs機能これ使えます!」として、一般的には広く使われていないような機能をうまく利用している技士から、その機能の使い方などを紹介してもらうセッションも企画しました。
ケースディスカッションでは、「EMI対応時の設定変更はいかに?最適な設定とは」と題しまして、MRI撮像時や電気メス対応時に各施設で行われている設定変更について、その理由と意義について討議できればと思っております。
教育セッションでは、経験豊富な技士2名に実際のペースメーカーチェック時のプログラマー画面を録画してきていただき、操作手順、解析方法、操作中の注意点など聞くビデオライブを予定しています。
2日目は今回もJSCIEDs教育セミナーとして、ICDの頻拍検出と鑑別にフォーカスを当てた講習会を行う予定です。
植込デバイス業務を初めてまだ経験の浅い方から経験豊富な方まで、幅広く役に立つ内容となっておりますので、多くの皆様の参加を心よりお願い申し上げます。
2017年12月吉日
第18回日本心臓植込みデバイスフォローアップ研究会当番世話人
昭和伊南総合病院 臨床工学室 熊谷英明