代表世話人あいさつ

 植込みデバイスフォローに関わる仕事は、いわば「義肢装具士」のような仕事だと感じています。つまり、身体機能の一部を代行する装置を個々の患者の状態に合わせて調整するということです。特に植込みデバイスでは安全を担保しながらこの調整を行うことがとても重要で、不具合に対しても迅速かつ適正に対応することが求められます。

 植込みデバイスフォローに携わる技士(師)はテクノロジーと患者をつなぐ存在であり、最良の設定とアドバイスを提供できるよう、その「professionalism」を皆で研鑽して行きましょう。

滋賀県立総合病院 臨床工学部 高垣 勝