第15回研究会「みんなで考える症例検討」症例募集
「みんなで考える症例検討」は、心電図や動作の判読に手間取った症例や、設定変更するにあたって悩んだ症例について、事前にWebで資料を公開した上で当日のご発表を頂き、コメンテーターおよびフロアーを交えて意見交換するセッションです。
今回は、不可解な心電図や動作をひも解き対応を考えるセッションと、臨床状況やアリゴリズム上の制約などから設定変更に際して少し頭を捻ったあるいは悩んだ症例について考えるセッションに分けて、討論したいと思っています。それで、前者のタイトルを「不可解?心電図・動作を解く ~深読み、長読みセッション~」とし、後者のタイトルは「設定変更考察 ~ベストな設定をみんなで熟慮~」としました。
具体的には、「不可解?心電図・動作を解く」の方は
・難解であったEGM記録
・不可解なデバイス動作
・ホルター心電図や病棟モニターなどで発見された心電図異常
など
「設定変更考察」の方は、
・AVB、DDDで逆行性伝導がある若年の症例。毎回PMT検出があり、MTRや関連するパラメーターの設定をどうするか。
・SSS、DDDRでⅠ°AVBがある症例。自己心拍を優先したいがレートが高くなると房室伝導が著明に延長しV paceがcaptureとなってしまう。房室伝導に関わる設定をどうするか。
など、次の外来でどのように設定しようか思案している、あるいは色々考えて設定はしたがベストかどうか確信が持てない、というような症例を待望します。
以上のような症例について「みんなで考え検討」したいと考えています。