25回研究会 企画セッションのご紹介
企画➀
【テーマ】遠隔モニタリング業務の未来について語ろう!!~各施設における業務効率化のtips~
【主旨】CIEDs患者の遠隔モニタリングは十分に普及し、一般化したといえる。遠隔モニタリングは、外来件数の削減やトラブルを早期発見することが可能であり臨床的にメリットも多い。一方で、我々CIEDsを管理するスタッフの業務負担は年々増加し、問題となる場合もある。本企画では、増加する遠隔モニタリング業務に対して、各施設がどのような工夫をしているのか発表をしていただき、その後、ディスカッションの場を設けたいと考えている。ディスカッションでは、どういった管理をしているのか?一括システムをいれるのが良いのか?施設間で遠隔モニタリングの方法が異なるため、今後は標準化が必要では?など、遠隔モニタリングをとりまく課題について議論したいと考える。
【形式】ディスカッション
【座長】愛媛大学医学部附属病院 MEセンター 浅木 康志
京都桂病院 臨床工学科 井野 裕也
【演者】4名(現在調整中)
企画②
【テーマ】今後のMRI撮像、さあどうする?
【主旨】2024年1月、日本医学放射線学会、日本磁気共鳴医学会、日本不整脈心電学会より、心臓植込みデバイス患者のMRI検査に関する3学会合同ステートメントの改定が行われた。患者のベネフィットが明らかにリスクを上回ると考えられる場合や他に検査の代替手段がない場合においては、適切な院内プロトコールに基づいてMRI検査を行うことを容認する方針が打ち出された。対象患者の拡大に伴い撮像に前向きな施設、一方、今まで通りMRIカード保有者のみの撮像に留めている施設があるだろう。” ベネフィット” と ”リスク”、双方の視点からMRI撮像について考えたい。
【形式】ディベート
【座長】香川県立中央病院 臨床工学部 金子 寛昭
一宮市立市民病院 臨床工学室 脇田 亜由美
【演者】Pro:奈良県立医科大学附属病院 医療技術センター 三浦 晃裕
Con:安佐市民病院 臨床工学室 黒田 聡
企画③
【テーマ】設定変更考察セッション
【主旨】現在のCIEDsは様々な情報を取得でき、取得されたデータを様々な視点から解析することで、トラブル発生時や設定変更に悩む場合の解決の糸口になる場合が多い。
こういった背景から設定変更や解析を掘り下げる「設定変更考察セッション」はJSCIEDsでも恒例のセッションとなっておりニーズも多い内容と考え企画した。
本セッションではCIEDs設定変更のプロセスを、ディスカッションすることで様々な視点から検討し、臨床に役立つ解析及び設定変更のプロセスを理解することを目的とする。
【形式】考察
【座長】平鹿総合病院 臨床工学科 進藤 勇人
東京医科大学八王子医療センター 臨床工学部 村澤 孝秀
【演者】2名(現在調整中)
【コメンテーター】3名(現在調整中)
企画④
【テーマ】あなたの(施設)設定のこだわり(若手~中堅セッション)
【主旨】CIEDsにおいて遠隔が主流になり対面チェックをしない施設も増えてきました。
ただ、設定を時期(植込み術後~退院時・退院~初回外来・遠隔期など)や患者背景・ADLの向上・電池寿命・心不全の改善もしくは悪化・不整脈イベントなど様々な情報から、予測や対処など設定変更を検討もしくは施行するには対面Checkが必須となります。
若手~中堅技士がどういった自身のこだわりを持って設定を考えているかディスカッションしましょう!
【形式】ディスカッション
【座長】奈良県西和医療センター 臨床工学技術部 中西 恵理子
淡海医療センター 臨床工学部 寺村 聡
【演者】4名(現在調整中)