平成28年度 第16回研究会 ワークショップ演題募集

募集内容

「スマート遠隔フォローアップ」~送信データの合理的な取扱い~」

「スマート遠隔フォローアップ」は、皆さまのご施設で遠隔モニタリングを導入して患者さんの生活の安心には寄与するものの、フォローにかかる手間、多い情報量、確認するストレス、アラートの取捨選択等々、遠隔フォローの普及とともにどのように送信データを扱えばスマートに管理できるかといった問題があるのではないでしょうか。

本セッションはそのような問題の解決の一助になればと思い組まれたセッションです。

セッション形式
ワークショップ(事例、症例提示)
座長:2名 コメンテータ:3名

文字の通り、送信データをどのようにしてスマートに取扱い、判読していくのか、実際のWeb画面で送信データを見ながら、

  1. アラート項目の取捨選択と設定はどのように?
  2. アラート確認後の情報の読み進め方はどのように?
  3. どの情報を報告し記録するか?

などの論点について、ディスカッションしたいと考えています。

遠隔モニタリングの運用について、もっと効率の良いことはないか思案している、あるいは色々考えてWeb設定をしたがベストかどうか確信が持てない、というような事例を待望致します。

また、遠隔アラートの解釈に難渋した症例等も合わせて募集致します。

みんなで考えようセッション 
「こんな症例のとき、どのデバイス、リードを選択する?」 

各施設おかれましては、医師だけでなくメディカルスタッフも患者の既往、病歴、家族環境などを把握し、術前の準備をされていることと思われます。しかし、手術後この患者には別のデバイス、リードを使用すれば良かったなどと後悔する場面もあるのではないでしょうか?

本セッションでは、「私の思う最適なデバイス、リードはこれだった」というような、患者に適したデバイス選定という視点で議論できたらと考えています。

近い将来、デバイス、リード等の機能、特性を熟知したスタッフが、患者に最適なデバイス選択を提案することにより、患者のADL、満足度の向上に繋げることが出来るための一助となれば幸いです。

セッション形式
ワークショップ(事例、症例提示)
座長:1名 コメンテータ:3名

デバイス(IPG、ICD、CRTD、リード)の選択に苦慮した症例、術後にあの機能が使えればなと思った症例など、デバイスフォローをするなかで、「もしあのデバイスを選んでいたら・・もしあのリードを選んでいたら・・・」というような事例を待望致します。

設定変更考察 ~ベストな設定をみんなで熟慮~

「設定変更考察 ~ベストな設定をみんなで熟慮~」は、臨床状況やアリゴリズム上の制約などから設定変更に際して少し頭を捻ったあるいは悩んだ症例について、“みんなで考える症例検討”セッションです。例えば、

・AVB、DDDで逆行性伝導がある若年の症例。毎回PMT検出があり、MTRや関連するパラメーターの設定をどうするか。

・上室性頻拍を合併したICD症例で、SVTのレートとVTのレートがオーバーラップしている。両者の鑑別について、各検出ゾーンおよび鑑別機能をどのように設定しようか。

などのように、次の外来でどのように設定しようか思案している、あるいは色々考えて設定はしたがベストかどうか確信が持てない、というような症例を待望します。

発表およびディスカッションの方法としては、事前にWebで資料を公開した上で当日の発表を頂き、コメンテーターおよびフロアーを交えて公開資料を見ながら意見交換します。

このセッションは、自分なりの結論の出ていない症例でも全く構いません。ベストな設定は一つではないかもしれませんし、明確な答えが出ないかもしれません。いずれの場合であっても、みんなで検討した“熟慮のプロセス”を発表のご褒美として持って帰っていただければ幸いと思っています。

応募要領

1. 応募資格

ペースメーカー、ICD等の植込みデバイス業務に携わっている医療従事者。

2. 応募期間

平成28年3月26日(土)24時まで
延長しました。 期間:平成28年4月3日(日)24時まで

演題募集は終了いたしました。

3. 応募方法

 専用フォームから入力をお願いします。

専用フォーム内に各ワークショップの選択項目があります。応募いただくワークショップを選択してください

4. 抄録のフォーム制限

・【背景】、【目的】、【方法】、【結果】、【考察】、【結論】等の見出しをつけ本文を書いてください。

ただし、発表の内容によっては上記の型に合わない場合もあると考えられますので、例えば症例提示の場合などは、【はじめに】【症例】【経過】【考察】【まとめ】などでも結構です。

・文字数の制限は、

演題名:全角60文字

抄録本文:全角1,000文字まで

総文字数:(著者名・所属・演題名・抄録本文の合計)全角1,400文字(A4ページ1枚程度)まで

※全角文字は1文字として半角文字は1/2文字として数えます。アルファベッドの直接入力は半角英数ですので1/2文字となります。

5. 演題採択について

演題の採否、分類等につきましては世話人会にご一任下さい。

採択演題の発表は応募締切り後、平成28年4月中を目途に採択通知をメールにてご連絡させていただくと同時に、ホームページ上の研究会プログラムで公開させていただきます。

ただし、メールは何らかの原因で届かない可能性がありますので、必ず当ホームページ上の研究会プログラムをご確認下さいますようお願い致します。

6.その他

その他、不明な点は事務局までご連絡ください。