パネルディスカッション
「院内CIEDs教育のあり方」 ~ 他職種のニーズに応えて ~

今日のCIEDs管理は,より複雑さを増し,CE間のみならず,「他職種との連携」が重要となります。
本セッションでは,院内教育に携わる4名のパネラーにご登壇頂き,教育の対象者を新人CEに限らず,看護師,院内スタッフへ向けた勉強会を行う場合や,CIEDsチェックや植え込みの現場も含めた「指導の手法やコツ」を披露して頂きます。
これまでの指導を通じて,パネラーそれぞれが培った教育ノウハウには,明日から現場に持ち帰れる「教育のヒント」が沢山詰まっていることと思います.
当日は,視聴者の皆様からもご意見を頂ければと思います。

【座長】

早坂 啓(仙台循環器病センター)

【演者】

伊藤 朋晃(小倉記念病院)itou

福岡県の小倉記念病院の伊藤です。
教育論をJSCIEDsで行うことを嬉しくおもいます。
個々人の考えを聞けることを楽しみにしています!

西川 祐策(鈴鹿医療科学大学)nisikawa

本セッションのお話を頂いてから、養成校の教員になってしまいましたが「院内」と冠するセッションにおじゃまいたします。そんなことより、パネラーの先生方が大物揃いでビビってます!若輩者ですが、呑まれないように頑張ります!

久松 学(水戸協同病院)hisamatsu

植込みデバイスは、患者に非常に有益な治療になることは言うまでもありません。一方でその進歩も早く、CIEDs業務に関わる私たち臨床工学技士も多岐にわたる業務、ローテーション、当直などの背景のなか日々対応に邁進していることと思います。そのような貴重な時間のなかCIEDs業務を教育するには、業務をリスト化し何をするのか、何を理解するのか、「見える化」を行い、教育の効率が上がるよう実践しています。また、制度が複雑なCIEDs患者の運転免許制限に関わる教育を看護師や患者にどうしているか、CIEDs患者のMRI撮像の際の他科医師や放射線技師への教育をどうしているかなどを示しながら、院内CIEDs教育についてお話していきたいと思います。

熊丸 隆司(東京女子医科大学病院)kumamaru

在京十六年目の臨床工学技士です、不整脈関連のお仕事をしております。CIEDsは臨床工学技士にとっても高難度であり、多職種にとってはさらに混迷を極めることもございます。教育は非常に難しいもので、本セッションでのご意見を参考として今後の臨床教育に活かしていただければ幸甚でございます。