この際だからエビデンスと向き合ってみないか?
~グローバルな説得力獲得へ 房室伝導優先機能 編~

【セッション紹介】
日々のCIEDsフォローアップ中の疑問として、『自己脈を温存、優先するのはなぜだろう?』 『こんなにAV間隔が長いけど、自己脈を優先したほうが良いのか?』 しばしば直面するテーマだと思います。
こういった疑問の解決には、大規模検討による有用なエビデンスを使うことで最強の説得力を持たせることができます。
しかし、自身で文献を読み込むことは、時間的制約も含め、大変な労力を伴います。
本セッションでは、洞不全症候群症例を中心に、自己房室伝導優先について、各演者による症例交えた施設のエビデンスの考え方を提示してもらいます。
エビデンスを紐解くことで,実臨床にどう生かすべきか?
また、他施設ではどのように捉え、どのように活用しているのか?
また、「エビデンスを鵜呑みにしない理解力」を養う意味でも議論できればと考えています。
エビデンスをより身近に感じながら、フロアを交えて議論したいと思っていますので、みなさんどうぞよろしくご参加ください。

座長:浅木 康志(愛媛大学医学部附属病院)
進藤 勇人(平鹿総合病院)  


演者:崎山 貴也(島根大学医学部附属病院)

デバイス業務を本格的に取り組み始めて、5年目です。知らないことが沢山あるので、今セッションを通じて知識のアップデートに努めたいと思います。


演者:金子 寛昭(香川県立中央病院)

自己優先機能の使い方や許容するAV delayの長さは施設や先生により様々だと思います。セッションを通じて皆様の設定や考え方を勉強させていただければと思います。


演者:熊丸 隆司(東京女子医科大学)

EBMを朝まで生討論しましょう!


演者:高橋 宏文(仙台循環器病センター)

房室伝導機能を優先させるべきなのかRVペーシングを行うべきなのか。私自身も常に悩んでしまうテーマですが、今回のセッションをきっかけに皆様と一緒に勉強できればと思っています。当日はよろしくお願いします。