当番世話人挨拶

第10回ペースメーカーフオローアップ研究会が、愛知県産業労働センターにおいて開催される運びとなりました。開会にあたり御挨拶申し上げます。
近年、植え込みデバイスも多種多様となり、非常に複雑な機能をもつようになってきています。これらを理解し患者様のQOLに貢献しようにも、学ぶ場がなく迷っておられる方も散見します。当研究会は植え込み型デバイス関連業務研鑽の場として活動を続け、10年目となりました。毎年たくさんの方に参加いただき、参加者の輪も全国規模で広がってきたように感じます。地の利が良いとのこともあり、京都での研究会開催を続けてまいりました。
今回は学ぼうとする意識が高く、様々な講習会も積極的に行われている”熱い愛知県”での開催となりました。現時点で決まっている内容では、”プログラマーデータの活かし方 ~診断情報の使い方~”、各メーカー協力によるミニレクチャー、若手(1~3年目)による企画も用意し、初心者から上級者まで大変興味深い内容となっています。参加いただいた皆様がそれぞれの仕事場において、「明日から実践できる何か」、「臨床貢献につながる何か」を見つけていただき、持ち帰っていただけることを期待しています。
本会の趣旨をご理解の上、多くの医療関係の方々にご参加をお願い申しあげます。
末尾でございますが、先生方の益々のご発展を祈念いたしまして御挨拶とさせていただきます。

三菱京都病院 臨床生理検査科 山田 宣幸