「みんなで考える症例検討」は、心電図や動作の判読に手間取った症例や、設定変更するにあたって悩んだ症例について、事前にWebで資料を公開した上で当日のご発表を頂き、コメンテーターおよびフロアーを交えて意見交換するセッションです。

今回は、不可解な心電図や動作をひも解き対応を考えるセッションと、臨床状況やアリゴリズム上の制約などから設定変更に際して少し頭を捻ったあるいは悩んだ症例について考えるセッションに分けて、討論したいと思っています。それで、前者のタイトルを「不可解?心電図・動作を解く ~深読み、長読みセッション~」とし、後者のタイトルは「設定変更考察 ~ベストな設定をみんなで熟慮~」としました。

 ワークショップ1

「設定変更考察」~ベストな設定をみんなで熟慮~

症例 1 R波高値低値によりFar field doublecount回避に難渋した1例

症例 2 リード損傷が疑われ、今後の方針や設定に苦慮した一例

症例 3 カテコラミン誘発性多形性心室頻拍症例におけるATP不適切作動の一例

症例 4 判別に苦慮したペースメーカ起因性頻拍症例

ワークショップ3

「不可解?心電図・動作を解く」~深読み・長読みセッション~

今回の研究会でもペースメーカーやICDの動作異常や患者に合った設定について、実症例を4題提示します。それらの所見や設定について、技士ならではの観点でディスカッションしましょう。

症例 1 心房細動中、Mode switchが作動せずUpper rate130ppmが持続した症例

症例 2 ペースメーカー起因性頻拍(PMT)と誤認された症例

症例 3 植込み型除細動器(ICD)ショックリードにノイズが混入した症例について

症例 4 【新資料】ICD作動時に心室波高値が著しく低下し作動様式の解析が困難であった一症例

※症例4のみ資料を更新しております(平成27年6月22日(月)10時30分)

※ 当日の議論を活発にするために症例をWebで提示しておりますが、
当症例の内容・権利は演者および当研究会に帰属し、引用・転載・
その他の二次利用は固く禁じます。